今回の記事では

  • 配当とは?なぜ配当を出すの?
  • 配当はいつもらえるの?
  • 配当がでるほうが良い会社なの?
  • 高配当株を選ぶ4つのポイント

について解説していきます。

そもそも株って何?という方は、この記事を見る前に、まずは前回の記事をお読みください。

https://okamika.com/syosinsya/kabuka/
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1.配当とは?なぜ配当を出すの?

 前回の記事でも解説したように、企業は資金を調達するために株式を発行するわけですが、株式のリスクに対するリターンとして用意されているものが配当です。

 例えば一株1000円の株を持っている人に対して、1年間持っていてくれれば30円あげるよという会社があるとします。この30円が配当です。

 そうすると投資家は、「じゃあ10年後には、30円が10回もらえて、株価が1000円のままなら300円も得するじゃん」と思って、その会社の株を買うわけです。

 また、配当を維持していれば、株を手放す人がいなくなって、株価の値下がりも抑えられます。

 こうしたメリットから、会社は株主に対して配当を出すのです。

2.配当はいつもらえるの?

 配当には権利日というものが設定されていて、その日に株を持ってさえいれば配当をもらうことができます。

 配当権利日は会社によって異なり、また1年間に複数回の配当がある会社もあります。

 大体、企業の利益が計算上確定する「決算」にあわせて配当権利日が設定され、その2〜3ヶ月後に振り込まれます。

 日本の多くの会社は3月決算なので、5月〜6月ごろに振り込まれることが多いですね。

 配当権利日は会社のホームページにIR(株主向けページ)というページがあるので、そこから探せば見つかると思います。

 じゃあ配当権利日だけもっていればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、大体配当は高くても3〜5%で、1日で動く株価と変わりませんし、配当権利日は色々な思惑がからんでくるので、権利日だけ持つことや、権利日にあわせた空売りなどはおすすめしません。

3.配当が出るほうがいい会社なの?

 ここまで聞くと、「配当が出る会社のほうがいい会社じゃない?」と思われるかもしれませんが、一概にそうとも言えません。

 株主に配当を出す=会社が投資するお金が減る

 ということになります。

 前回の記事でアマゾンがずっと赤字だったというお話をしました。

 アマゾンがなぜ赤字だったかというと、設備投資や研究・開発にお金を出しまくった結果、赤字になっていたのです。

 設備投資や研究・開発にお金を出しまくった結果、アマゾンの売り上げはどんどん増え、それを見た投資家たちはこぞってアマゾンの株を買い、アマゾンの株価はどんどん上がっていったのです。

 つまり、配当を出すということは、会社の投資を削るということになり、株価の上昇には寄与しないのです。

 配当はもらえ続けたけど、株価は下がってしまって結局マイナスなんてことにもなりかねません。

 最近でいえば、キャノン(7751)という会社がいい例だと思います。

 キャノン 株価

2017年12月に4000円を超えていた株価が今や2400円なので1600円の損

この間にもらえた配当金は

2017年12月 160円

2018年12月 160円

2019年12月 160円

2020年12月  80円

で合計560円のプラス

差し引き 560円−1600円=ー1040円

の損です。

高配当の優良企業でもこういうことが起こるのです。(とはいってもキャノンが今後どういう株価と配当になるかわかりませんが)

4.高配当株を選ぶ4つのポイント

では、どういう会社なら買ってよいのでしょうか?

ポイントは以下の4つ

  • ①会社がいっぱいお金を持っていること
  • ②出している配当に余裕があること
  • ③株主を大事にしていること
  • ④将来的に通用するビジネスモデルであること

 それぞれ解説していきます。

①会社がいっぱいお金を持っていること

 いっぱいお金さえもっていれば、多少の不景気が来ても持っているお金でしのぐことができます。

 できるだけ借金がなくて、現金で資産をいっぱい持っている会社を選びましょう。

  

②出している配当に余裕があること  

 稼いだお金を全部配当で吐き出しちゃう会社が結構あります。

 そういう会社は結構あるのですが、配当で出しちゃう=会社にお金が残らないということで、①の状況が悪くなりやすくなります。

 会社の稼いだ利益のうちの半分くらいまで配当を出している会社を選びましょう。

③株主を大事にしていること

 ちょっと業績が悪くなったら、すぐに配当を減らす=減配する会社は避けましょう。

 株主を大事にしている会社はちょっとやそっとじゃ減配しません。

④将来的に通用しそうなビジネスモデルであること

 いっときのブームで稼いでいるような企業は避けましょう。

 例えばコロナの巣篭もり需要をメインにした銘柄なんかは、いつまで続くかわかりません。

 高配当株は逆張り投資と呼ばれています。人気がないけど、将来的にも稼いでいそうな会社を選びましょう。

さて4つのポイントを解説いたしましたが、初心者の方は

「じゃあどうやって選ぶんだよ!」

となっているかと思います。

次回以降、

高配当株の用語解説

高配当株の選び方

の順番に記事を書いていきたいと思います。

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