今日は、高配当株7718 スター精密を分析していきます
決算情報はirBANKを一緒にみてください。
1.基本情報
株価 1,434円
予想配当利回り 4.04%
2.財務・配当チェック
2019/12連結(実績) | 2020/12連結(実績) | 2021/12連結(予想) | |
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売上高 | 60,651百万円 | 45,670百万円 | 62,400百万円 |
営業利益 | 5,817百万円 | 2,172百万円 | 7,200百万円 |
経常利益 | 6,161百万円 | 2,772百万円 | 7,400百万円 |
当期純利益 | 4,053百万円 | 1,731百万円 | 5,500百万円 |
1株当たり純資産 | 1,414円 | 1,383円 | - |
自己資本比率 | 65.22% | 68.19% | - |
1株配当 | 56円 | 58円 | 58円 |
発行済株式数 | 45,091,334株 | 45,091,334株 | - |
営業CF | 5,124百万円 | 6,843百万円 | - |
投資CF | -3,150百万円 | -1,253百万円 | - |
財務CF | -3,015百万円 | -2,136百万円 | - |
売上高営業利益率 | 9.59% | 4.76% | 11.54% |
配当性向 | 49% | 118% | - |
配当金 | 1,992百万円 | 2,047百万円 | - |
①業績チェック
リーマンで赤字、コロナでダメージはあるものの、営業利益率は10%オーバーの年もある高収益企業。少し不景気には弱そうですね。
②財務チェック
優良ですね。今期は自己資本比率70%を超えてくるようです。
③配当チェック
はい、みんな大好き連続増配企業。コロナ禍でもタコ足ながら増配してきました。配当性向はそこまで余裕はないものの、株主還元意識はかなり高い。
3.事業内容
主な製品は自動旋盤と小型プリンターです。
自動旋盤とは
当初は輸入時計用の小径ネジの加工をしていました。
回転させた円柱型の金属に刃物を当てて削り出し様々な部品を作成する工作機械です。
使用用途は多業種に渡り、医療、食品、インフラ、産業機械、自動車などがあります。
シャフトは回転に関する機械や装置に欠かせない部品です。
ピンは自動車部品として使用されます。
ボスはトラックに使用される加工部品です。
ノズルは食品や飲料業界のタンクに使用されます。
フランジは自動車部品のパイプやノズル接続に使用されます。
ニップル・コネクタは食品加工装置で使用されます。
スペーサーカラーは半導体に使用される部品です。
その他ボルト、ニードル、パイプなどもあります。
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小型プリンターはPOSレジと連動したものが主力のようです。要はレシートですね。
わりと産業のインフラ的な部分が強く、そうそうヘタレない業界ではありますが、ライバルも多いようです。
会社ホームページより
内需に頼らない強い体制ですね。ただ為替リスクは大きいということ。
4.買う?買わない?
買いですね。技術力が高く、そうそう売り上げは落とさないでしょうし、落としたとしても株主還元意識が強く、しのいでくれるだけの財力もあり。
魅力的な事業というわけではないものの、安定して利益を運んでくれる会社になるのではないでしょうか。
最後に
投資は自己責任です
今回の記事はあくまで個人的見解を述べたもので、この銘柄への投資・非投資をオススメするものではありません