三井住友 FGは最強の高配当株!累進配当方針はどうなる?

今日は、高配当株8316 三井住友 FGを分析していきます
決算情報はirBANKを一緒にみてください。

スポンサーリンク

1.基本情報

株価
4,075.0

予想配当利回り
4.91%

事業内容
銀行業務、リース業務、証券業務など金融サービス事業を展開

2.財務・配当チェック

 2020/03連結(実績)2021/03連結(実績)2022/03連結(予想)
売上高5,314,313百万円3,902,307百万円-
営業利益---
経常利益932,064百万円711,018百万円-
当期純利益703,883百万円512,812百万円600,000百万円
1株当たり純資産7,828円8,630円-
自己資本比率4.88%4.88%-
1株配当190円190円200円
発行済株式数1,373,171,556株1,374,040,061株-
営業CF7,087,460百万円18,795,951百万円-
投資CF-3,011,660百万円-7,679,878百万円-
財務CF-1,024,554百万円-562,580百万円-
売上高営業利益率---
配当性向37%51%-
配当金260,205百万円260,381百万円-

①業績チェック

銀行なので、ちょっと業績の見方が難しい。

とりあえず、純利益ベースでみていきます。

リーマン後に1度赤字をくらいましたが、その後は順調に利益を積み上げて、7000億オーバーの純利益をあげていました。

なんとコロナの今期においても5000億以上の純利益。

来期の業績予想も6000億と上昇予定。

素晴らしいですね。

②財務チェック

自己資本比率4.9%と恐ろしい数字ですが、預けてもらったお金で稼ぐのが銀行なので当たり前です。

利益剰余金については、2010年は1兆2450億だったのが、6超4925億円です。お前ら稼ぎすぎだろ 笑

too big to fall(大きすぎて潰せない)状態の企業です。

③配当チェック

綺麗な増配傾向。コロナだった2021年3月期も配当キープ。それでいて配当性向は52%と余裕あり。

来期は200円予想とまだまだ増配しています。

配当は持続的な利益成長を勘案し累進的に行うものとし、配当性向は本中期経営計画期間中に40%を目指す方針としております。

2020年3月期 有価証券報告書より

ということで累進配当を会社として明示している数少ない会社です。

とはいえ、会社の還元方針を見ると

配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%を目指してまいります。

https://www.smfg.co.jp/investor/stock/dividend.html

ということで、累進配当政策はとりあえず2022年度で一旦終了。

今後も続くのかが注目されます。

4.事業内容

銀行業ですね。

5.買う?買わない?

買いです。

メガバンクで配当利回り5%弱、累進配当政策銘柄なんて優良すぎます。

現状、累進配当の今後について明確な提示がありませんが、もしさらに累進配当を続ける宣言をすれば、株価はどんと上がって利回りがさがってしまうでしょう。

今後の不安点はいくつかあります。

①リーマンショック再来

リーマンショッククラスの金融危機が起こったらまた赤字になってしまうかもしれません。

とはいえ、きちんと予防策もとっていますし、ちゃんと回復した実績もあるので、心配しても仕方がないでしょう。

②日本経済の衰退

これはこの企業にとってだけのリスクではありませんね。

きちんと海外にも投資してリスクヘッジしましょう。

③仮想通貨の台頭

仮想通貨がひろまれば、既存の金融システムをぶっ壊す状態になりかねません。

ですが、現状ビットコインは上限が決まっていて世界で自由に流通するような未来は考えられませんので、心配しても無駄でしょう。

最後に

投資は自己責任です
今回の記事はあくまで個人的見解を述べたもので、この銘柄への投資・非投資をオススメするものではありません

スポンサーリンク
おすすめの記事