コネクター製造会社。会社高配当株、ケル(6919)を分析

今日は、高配当株 を分析していきます

スポンサーリンク

1.基本情報

株価:
943.0

予想配当利回り:
4.30%

事業内容:コネクタ、ラック、ソケット等の製造・販売

2.配当チェック

予想配当:41円

配当性向(前期):40%

配当方針:有価証券報告書によると、40%を目標としているそうです。

配当については、おおむね右肩上がり(減配する年もあるけど、大きくは減配していない。)

まだまだ配当性向にも余裕がありそうです。

3.財務チェック

予想営業利益率:9.72%

自己資本比率:78.24%

営業利益率は10%になかなか届かないけど、高水準で安定

自己資本比率は順調に右肩上がり

有利子負債比率は3.7%とほぼ無借金経営

キャッシュも順調に溜め込んでいるので多少の業績悪化にも耐えられる体制あり

4.事業内容

事業セグメントは

コネクタ……………工業機器・画像機器等の電子・電気機器において、実装されたプリント基板間や機器内、機器間の電気的接続、切り離しのためのコネクタの製造・販売。
ソケット……………ICをプリント基板に組み込むためのICソケットの製造・販売。
ラック………………制御基板や周辺機器の収納をシステム化したラックの製造・販売。
ハーネス……………コネクタとケーブルを接続したハーネスの製造・販売。

有価証券報告書より

ということで結構ニッチ

それぞれの売り上げは

イ.コネクタ
FA・制御装置・半導体製造装置等の工業機器向け、画像機器向けの受注は減少しましたが、車載機器向けフローティングコネクタ、電子応用医療機器向けの極細同軸ケーブル用コネクタ、バンクマシン・ATM向けドロワーコネクタの受注が好調に推移したことにより、売上高は90億75百万円(前連結会計年度比4.9%増加)となりました。
ロ.ラック
車両関連向け、超音波診断・内視鏡等の電子応用医療機器向け特注ラック等の受注は増加しましたが、半導体製造装置・制御装置等の特注ラック等の受注が減少したことにより、売上高は12億39百万円(同3.4%減少)となりました。
ハ.ソケット
遊技機器向けの受注が増加したことにより、売上高は1億75百万円(同7.4%増加)となりました。
ニ.その他
その他の売上高は1億1百万円(同20.3%増加)となりました。

有価証券報告書より引用

ほぼほぼコネクタの会社という感じですね。

研究開発活動としては、5G/IOT市場向け製品と位置づけた同軸ケーブル用であるTSLコネクタを開発して新規市場の開拓も行なっている。

「収益力向上 ~生産性向上による収益力の改善~ 」を中期計画のテーマとし、「商品群を増強する。」「海外ビジネスを強化/拡大する。」「収益力を強化する。」を方針として掲げているようで、外需にも積極的。

5.買う?買わない?

買います。

コネクタというニッチな会社ですが、用途が広いので需要が衰えることはなさそう。

財務は優良、外需の獲得も狙ってる、開発活動にも熱心とかなりいい会社っぽいです。

チャート的には750円〜1000円のレンジで動いてて、今は割高感はある。だけど順調に伸びてるし、キャッシュも溜め込んでるのでまだまだ伸びるのを期待しています。

最後に

投資は自己責任です

今回の記事はあくまで個人的見解を述べたもので、この銘柄への投資・非投資をオススメするものではありません

スポンサーリンク
おすすめの記事